CONCEPT

アトリエ名の『MANGER LE MONDE』とは、「世界を食べる」という意味です。それは、私がフランスで料理留学した時や、夫の駐在により5年間を過ごした韓国で、世界各国から集まっていた人々との交流の中で「美味しい食卓は国境を超える」ということを実感し、日本帰国後もその素晴らしさを伝えていきたいという思いを込めました。
結婚後、フラワーアレンジメントやワインを学んできましたが、ル・コルドンブルーでフランス料理を学んだことをきっかけに本格的に食の世界へ。その後の海外生活で出会った様々な国の友人たちが、「食の持つ力」について気づかせてくれました。
フランス、スペイン、ポルトガル、イタリア、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、トルコ、ロシア、アメリカ、ブラジル、フィリピン、中国、そして韓国の友人たち…。互いに招き、招かれ、そこで頂く各国マダム達のお料理は、それはそれはとっても美味しく、また、気負いのない、でもどこか常に遊び心のある心のこもったおもてなしスタイルに触れました。
そこで感じたことは、各国のマダム達は、家族や友人、仲間、恋人たちと『共にテーブルを囲むこと』また、『食を共有する時間』を私たち日本人以上にとっても大切にしているということです。
テーブルを囲むことに国境はなく、そこに美味しい料理とワインがあれば、更に会話が生まれ、人と人との距離もぐっと縮めてくれるのです。
そしてもう一つ、世界が認める日本の四季折々の美しさ、そしてそれを愛でる心、日本人としてのアイデンティティーを持つ事の重要性にも気づかせてくれました。
「美味しく、楽しく、そして美しく食べること」「自由に発想し、食べる人を想って、丁寧に料理すること」
私がフランスでいつも肌で感じることに、日本の季節感、おもてなしの心を取り入れた、大切な人と食卓を囲むための「おうちフレンチ」をご提案していきたいと思います。
MANGER LE MONDE 西 祐子
PROFILE

2007年Le Cordon Blue Japon料理ディプロム取得
その後、渡仏。Ritz Escoffier Parisにて各国の料理家らと共にフランス料理を更に学ぶ。
2010年6月〜夫の駐在先である韓国にて、日本人駐在員夫人、現地韓国人向けに「ワインと料理の美味しいマリアージュ」をテーマにプライベートサロンをスタート。
帰国後、2014年10月より『MANGER LE MONDE』として再スタート。
現在も随時訪仏し、フランスの食文化や家庭料理を研究。常にフランスの最新情報をMANGER LE MONDEならではの視点とアイディアを加え発信している。
(社)日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
(社)日本ソムリエ協会公認ワイン検定講師
フランスの人気フローリスト『クリスチャントルチュ』の経営母体である、リンクフローリスト(株)(前(株)フローリーネット)フラワーデザイナー江戸懐石近茶流柳原料理教室本科、研修科修了